しあわせ日記

11月7日(火) 融通無碍の働きのある心

 『素直な心になるために』(松下幸之助)より、
 素直な心というものは、自由自在に見方、考え方を変え、よりよく対処していくことのできる融通無碍の働きのある心である。

 素直な心がない場合には、目先の利害にとらわれて物事を判断し行動しがちで、将来の発展を損なう場合が少なくない。

 素直な心になれば、現状にとらわれることなく、日に新たなものを生み出していくことができるようになる。
 よりよくしていくためには、変えていくことも必要でしょう。
 同じことをただ繰り返していては、将来の発展は期待できません。

 見方・考え方・やり方などを変えることには、うまくいかないリスクや不安もあるでしょうが、いいと思ったことは、勇気を出して変えてみたほうが、長い目で見て、自分のためにいいのではないでしょうか。

 新しいことをする際には、新鮮さや、ワクワク・ドキドキや、やりがいなどを感じられることもあるでしょう。
 また、進歩・向上・成長などを感じられる喜びもあります。
 新たな経験ができることを楽しみとしてチャレンジできるようになれたらいいのではないでしょうか。

 幸せになるのに終点はない、と思います。
 生涯、少しずつ進歩・成長していけたら、一番幸せなのかもしれません。
 そのためには、「幸せに(暮らせるように)なろう」「自分を育てていこう」のような人生目標をもって、素直な心で自分の考え方・やり方・生き方などをよりよく変えられるように、工夫と努力を続けていくことが大事なのだと思います。



   

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◇「松下幸之助の名言集

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