しあわせ日記

9月24日(日) 生活・人生に刻みを入れる

 『〈希望〉の心理学』(白井利明)より、
 毎日の生活では、いつかどこかにリズムをつけて、体験した過去を過去として味わい、未知なる未来を未来として味わうようにする。そのことによって、等質化する時計的な時間に刻みを入れていくことである。

 人生に刻みを入れて、生きる喜びをかみしめ、過去を振り返り、未来を構想するために、区切りを入れる時間が必要であろう。
 未来と過去を展望しつつ、現在をよりよく生きるためには、なんとなく生きるのではなく、「刻みを入れる」といいようです。

 生活の中に刻みを入れるためには、たとえば、
幸せを感じる(現在の刻み)
希望を力に努力する(未来の展望)
・幸せにしたい人を幸せにすることを考える(近い未来の展望)
気分転換をする(現在の刻み)
充実感を感じる(近い過去の展望)
自省する(近い過去の展望)
幸せな気分で眠りにつく(現在の刻み)
 このような時間を習慣としてもつことができるといいのではないでしょうか。

 心がけを続けることで習慣は身につけることができると思います。

   『はじめは人が習慣を作り、それから習慣が人を作る』 ドライデン

   『幸せの青い鳥は、幸せに暮らす習慣』 本多時生

 人生の中に刻みを入れるためには、たとえば、
幸せになれることを考える(未来の展望)
今の生活を見直す(現在の展望)
夢や目標を愉しんで生きることを考える(未来の展望)
人を愛する幸せを感じられるようなことを考える(未来の展望)
不幸を幸せに変えられるように考える(過去の展望)
自分の幸せ・生き方について考え直す(人生[過去・現在・未来]の展望)
 人生の中で、時折、このような時間をもつことができたらいいのではないでしょうか。

 そのためには、ある程度の長さの一人の時間をつくることが必要なのだと思います。
 一人の時間は「自分を育てる時間」として使うことができるのです。

   『自分を育てていけば、
    少しずつ幸せに暮らせるようになっていける』 本多時生

 過去(日々)をいい経験とし、未来の幸せを望みつつ、現在をよりよく、幸せに過ごせるように心がけて生活できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

希望の心理学

ホームページ