しあわせ日記
8月7日(日) 日記をつける
『自分塾』(中谷彰宏)より
常に自己を再発見しようとすると、自分がこれまでやってきたことを思い出す作業がどうしても必要になる。自分自身を見つめるということは、自分自身の過去を振り返ることである。したがって、どんどん忘れ去られていく毎日の出来事を、なんとかして記憶の中にとどめておくような工夫をしなければならない。
そこで有効なのが、仕事日記をつけてみることだ。その日にだれと会ったか、どんな業務を行ったか、どんなトラブルやアクシデントが生じて、どう処理しているかといったことを書いておく。これは、後で見直すと必ず役に立つ。処理すべき問題を整理して客観的に見ることができるだけでなく、自分自身を見つめるうえで、多くのヒントが得られるのだ。
こうした記録は他人に読ませるために残すのではない。あくまでも自分のために書く。
自分を育て、自分を変えていくためには、自分自身を見つめることが必要でしょう。
そのために、「自省する時間をもつ」ことと「紙に書く」ことをおすすめします。
「しあわせ日記のすすめ」についてはだいぶ前に書きました。
“日記”(毎日書く)にこだわらなくていいと思います。
何かいいことがあった時、何かイヤなことがあった時、悩んだ時(紙に書いて考える)、・・・なんでもいいから書いてみればいいのです。
こういうことがあってこういう気もちになった、こういうことをしてこうだった、・・・。
書いているときに何か気づきがあるかもしれません。
とにかく書いておけば、あとで見直すことで得られることが多いと思います。
時間がたてば、自分のことも比較的冷静に客観的に考えられます。
自分の感情・気分を知る、考え方を変える、行動を変えるためにきっと役立つでしょう。
また、自己の成長を確認できるのではないでしょうか。
あの頃に比べたら自分は進歩した、と思えるでしょう。
はじめはちょっと大変かもしれませんが、毎日でなくても思いつた時だけでも書いてみてはいかがでしょうか。
また、ずっと続ける必要もないと思います。(もちろん続けばいいのでしょうが)
「この期間だけでも」と一時的に書いてもいいと思います。
あくまでも自分のために書くのです。人に見せるものではありません。
自分を育て、幸せに(暮らせるように)なるために書くのです。