しあわせ日記
身近な幸せ
『燈台下暗し』
「火がついている燈台のすぐ下はかえって暗い。身近なものは案外に気がつかないものだというたとえ」
足元にあるものは見えにくいのかもしれません。
前方に明るいものが見えている時、目線が上のほうや遠くに集中している時には、なおさらでしょう。
幸せも同様に、身近にあるもの(物・人・事)の幸せには気づきにくい人が多いのだと思います。
将来どうしても得たい物や出会いたい素敵な人や成し遂げたい事など、先の幸せばかりを求めている人は、なおさらです。
すでに持っている幸せがたくさんあるのに、気づくことも幸せを感じることもできないのは、もったいないのではないでしょうか。
持っていた幸せを失ってはじめて気づけることがあります。
ならば、「もし、これが無かったら?」「もし、この人がいなかったら?」「もし、これがやれなくなってしまったら?」などと考えてみると、今持っている幸せに気づけるかもしれません。
幸せになるためには、自分の幸せに気づき、幸せを感じられるようになることが肝心です。
気づいてはいても、それが「当たり前」になって、幸せを感じられないのかもしれません。
身近なものの価値を見直し、それらの幸せを味わって生活できるようになるといいのではないでしょうか。