しあわせ日記
計を立てる幸せ
『一年の計は元旦にあり』(一日の計は朝にあり)
『一年の計は穀を樹(う)うるに如(し)くは莫(な)く、
十年の計は木を樹うるに如くは莫く、
終身の計は人を樹うるに如くは莫し』 管子
一年の計は穀物を育てるように。
田や畑を耕し、適当な時期に穀物の種を蒔き、バランスよく栄養や日光や水をやり、草取りをしたり害敵を追いはらったりして育て、実ったら刈り取る。
こんなふうに、その時々にやるべきことをやることが大事なのでしょう。
十年の計は木を育てるように。
『十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる』 中国のことわざ
コツコツと努力を続ければ、木は大きく育ち、たくさんの花や実がなることでしょう。
終身の計は人を育てるように。
「幸せになる」という生涯の目標をもち、自分を育てる努力を続けることで、少しずつ幸せに暮らせるようになっていけたらいいのではないでしょうか。
いろんな目標があるでしょう。
自分の幸せにつながる目標がもてるといいでしょう。
そして、その目標に合った計画を立てることが大事でしょう。
ときには、自分の生活や生き方や幸せについて考え直してみるのもいいのではないでしょうか。
その上で「一年の計」や「十年の計」や「終身の計」を立てられると、なおいいでしょう。