読書日記
コツコツ努力のコツ
『持続力』(山本博)より、
コツコツ努力できるようになるコツがなにかを伝えるとすると、それは日々の練習の前にその日取り組むべき目標が見えていること、である。
練習の最後に目標が達成できたかできなかったか、できたのならばどの程度できたのか、ふり返ることだ。
そして翌日の課題を考えておくのである。
今日は昨日の続きであって、明日へとつながっているということを、課題と反省をもとに知ることによって、“コツコツ”が水の流れのようになってくる。
ただなんとなくやっていてはコツコツと努力を続けることは難しいのでしょう。
それなりの心がけや工夫が大事なのではないでしょうか。
その日の目標を確認し、それを意識して実践できれば、よりよくできるでしょう。
たとえば、幸せになりたい人は「気分よく生活しよう」「幸福に暮らそう」などと生活目標や自分の生き方の方針を言葉にすることを朝の幸福習慣として実践できるようになれるといいでしょう。
やり終えたら、ふり返ることが大事でしょう。
その日の出来具合を確認し、できた部分を自分で評価し、できなかった部分は反省して改善方法を考えられるといいでしょう。
また、今日の成果を明日へつなげるために、翌日の課題や今後の予定を考えることも重要でしょう。
幸せになるためにも、一日を振り返って、「きょうもよくやった」と思い、充実感を感じる習慣をつくることができるといいのです。
また、自省する時間をもち、自分を育てるために役立てるようになれるといいでしょう。
ただし、寝る前にはあまり考えすぎずに、幸せな気分で眠りにつくように心がけたほうがいいでしょう。
このような心がけを続けることができれば、日々充実感(という幸せ)を感じつつ、自分の目標に向けて着実に前進していけるでしょう。
当然、自ずと結果もついてくるでしょう。そうなれば、さらにモチベーションも高まり、“コツコツ”のいい流れができるのではないでしょうか。