しあわせ日記

  幸せと不幸

 「“幸せ”とは、人間のあり方の理想を表すために、発明された言葉と概念である」(本多時生)。
 ですから、幸せを目標努力すればいい、と私は考えます。

 一方、“幸せ”があれば、その反対の“不幸”も生まれます。
 自分がもっていた幸せを失った時、人は不幸になります。
 また、自分が望む幸せを得られ(てい)ないと思うと、不幸な気もちになります。

 でも逆に、“不幸”があるから、“幸せ”がわかることもあります。
 何か(物・人・事)が無いことに不幸に感じるということは、それが有ることは幸せなのです(無い不幸、有る幸せ)。
 また、不幸でない幸せというのもあります。

 もう一つ大事なことは、不幸は幸せに変えることができるということです。

 現実には、幸せも(たくさん)あれば不幸も(いろいろ)あります
 「××だから、私は不幸だ」と一つの不幸にとられたり、「○○でないから、私は不幸だ」と一つの幸せにとらわれたりして、自分を不幸にするのはやめたほうがいいでしょう。

不幸を数えて暮らすより、幸せを数えて暮らそう

 「“幸せ”という言葉と概念は、人類最高の発明の一つである」とも、私は考えます。
 “幸せ”を自らの生きる目的や目標にして具体的に努力することで、少しずつ幸福度を高めていき、理想に近づいていけるといいのではないでしょうか。



   

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