しあわせ日記
一病息災
「持病が一つくらいある方が、無病の人よりも健康に注意し、かえって長生きであるということ」。
“無病息災”が何よりなのでしょうが、健康な人は健康の大切さを感じにくく、健康にあまり注意しないで生活しがちな人が多いのでしょう(後悔しても後の祭り)。
一方、慢性的な病気を抱えている人は健康の大切さを実感し、健康に注意して生活する人が比較的多いのでしょう。
そういう生活の結果として、“無病息災”の人よりも“一病息災”の人のほうが長生きしやすいのかもしれません。
“健康”はそれ自体が幸せなことであり、他の多くの幸せの基盤でもあります。健康だから得られる幸せがたくさんあるのです。
健康の大切さを(頭では)わかっていても、つい忘れて生活している人も多いでしょう。
健康を失って、改めてその大切を感じたことがある人はけっこういるでしょう。
健康の大切をわかっているのなら、日ごろから健康に気をつけ、心身の健康をキープするように心がけることが大事でしょう。
自分なりの健康法をもち、それらを習慣としてできるようになると、なおいいのではないでしょうか。
また、病気になってしまった時には、健康の大切さを再認識した上で、自分の生活を見直し、改善するきっかけにできるといいでしょう。
病気は健康への第一歩にもなるのです。
慢性的な病気を抱えていても、“一病息災”を心がけて生きられるといいのでしょう。
同様に、人生にかかわるような大きい問題を抱えている状況でも、“一病息災”のごとく、問題があっても(それなりに)幸せに暮らせるようになれるといいのではないでしょうか。