しあわせ日記
別れの季節
春は、別れの季節でもあります。
人間関係には「別れ」もあります。親しい人との別れはつらいものですが、それはしかたがないものです。
でも、たいてい別れのつらさは一時的なものです。つらくても我慢できればいいのです。別れがつらいのは、それだけいい出会いといいつきあいがあった証拠、と考えてもいいでしょう。
人間関係には変化も別れもつきものです。人は心変わりすることがあります。それを許せないという気もちはわかりますが、しかたがないのではないでしょうか。自分が心変わりすることもある得るのです。
どんなにつらくても、別れという現実を受け入れ、幸せになる考え方ができるといいでしょう(たとえば、大切な人の死、恋人との別れ)。
関係がすごく悪くなっているのに、その相手にとらわれて悪いつきあいをずるずる続けてしまうのは、自分のためにも相手もためにもよくないのではないでしょうか。
「去る者は追わず」で、気持ちよく別れられるといいでしょう。
自分から人と距離を置く、別れるという時もあっていいと思います。そういう時には、誠意をもった別れ方をすることが大事だと思います。別れ方が未熟な人が相手を傷つけるのだと思います。
逆の立場で考えると、ひどい別れ方をするような未熟な人のために、自分がいつまでもつらい思いをするのはもったいないのではないでしょうか。
どんな関係にも別れがあります。別れがあるから、今のつきあいを大切にしよう、と考えるのもいいでしょう。
別れたくない相手なら、自然消滅しないように、自分からいい関係をキープする努力をしたほうがいいでしょう。
人生の中には他にもいろんな別れがあります。たとえば、死別、時の流れの中の自然な別れ、人間関係の破局による別れ、思わぬアクシデントによる別れ・・・。
でも、別れがあれば出会いもあるはずです。一つの別れによって、新たなことが始まることもあるのです。
別れは人生の転機・人生の扉の一つと考えてもいいのではないでしょうか。