読書日記

  人生の扉

 『Denim』(竹内まりや)、「人生の扉」より、
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ

君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように
長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ
 人生は移り変わります。
 幼年時代、学生時代、浪人時代、社会人時代、家庭人時代、隠居時代、・・・。
 10代、20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代、・・・。

 その境目には“人生の扉”があると考えることもできるでしょう。
 入学・卒業、入社・転職・退職、出会い・結婚・別れ、転居、誕生日、・・・。

 様々な変転を経て、人生は味わいを増すのではないでしょうか。
 平穏無事な人生は幸せです。
 一方、いろんな起伏のある人生もおもしろい、と考えることもできるでしょう。
 人生の穴も、味わいの一つと考えることもできそうです。

 また、人生の中で磨いていけるものもあるでしょう。
 何かの能力や人間性などです。
 長い時間かけて磨いていけば、それなりに輝くのだと思います。

 「自分(の心)を育てよう」と、自分の幸せになる能力を磨いていけば、能力が向上するにつれて、幸せになっていけるでしょう。
 生涯少しずつ幸せになっていける、と信じて生きられるのは、とても幸せな人生と言えるのではないでしょうか。

 自分の心を磨けば磨くほど、まわりにある幸せを反射して輝き、心の中を幸せの光で照らすことでしょう。



   

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竹内まりや『Denim』

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