しあわせ日記

  ヒルティの幸福論

 2月28日が誕生日のカール・ヒルティ(1833年生まれ)の『幸福論』より、

 『人間だれ一人として幸福を求めないものはない

 人間は無意識にしろ、誰でも幸福を求めているのでしょう(幸福原則行動の隠れた動機)。

 『幸福は人間の生活目標である

 ならば、「幸せに暮らそう」という生活目標をもって、そのために努力したほうがいいでしょう。

 『真の幸福はわれわれの力の及ぶところにあるものだ

 自分の幸福となるのは、自力で得られるものです。
 自分には得られない幸福もありますが、それらを除いても自分が得られる幸福はたくさんあるはずです。

 『幸福を得るには、あらゆる人間の性質の中で、勇気が最も必要である

 幸福を得るために必要なのは“勇気”かもしれません。

 『苦難はたいてい未来の幸福を意味し、それを準備してくれるものである

 『苦しみに出会ったら、まず感謝するがよい。それから、
  その苦しみが何のために役立つかをたずね給え

 誰の人生の中にも苦難があることでしょう。
 でも、苦難を乗り越えれば、そこには幸福があるのではないでしょうか。
 どんな不幸も時間をかければ、幸福に変えることができると思います。

 『ある程度孤独を愛することは、静かな精神の発達のためにも、
  また、およそ真実の幸福のためにも、絶対に必要である

 幸福になるために、自分を育てることが肝心です。
 そのためには、独りで自省する時間をもつことができるといいでしょう。



   

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