動物は、快感原則(・苦痛原則)に従って生きています。
要は、「快感を得られるように、また、
苦痛を避けるように、行動する」ということです。
人間以外の動物の場合には、主に、身体の快楽・苦痛によりますが、
人間の場合には、心の快楽・苦痛によるところが大きくなります。
つまり、「心の快楽(幸福)を得られるように、また、
心の苦痛(不幸)を避けるように、行動する」という
幸福原則・不幸原則に従って生きている
と言えるのではないでしょうか。
人がしていることは、幸せになるためにしていることか、
不幸にならないためにしていることと考えられそうです。
仕事も家事も勉強も、夢や目標も、恋愛も結婚も子育ても、
人づきあいも、遊びも趣味も、食事も睡眠も、・・・
幸せになるためか、不幸にならないためか、
その両方のためかと考えられるのではないでしょうか。
でも、実際には「幸せのため」とか「不幸にならないため」とか
意識していない場合がほとんどでしょう。
実生活の中で「幸せ」とか「不幸」とか、
まったく考えないという人もけっこういると思います。
何かを目指しているのなら、
その目標や目的を明確にして努力したほうがいいでしょう。
「できるだけ不幸にならないように、
幸せになれるように生きよう」と考え、
そのための努力ができるようになれたらいいのではないでしょうか。
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