読書日記

  5つの戒律

 『ブッダの幸福論』(アルボムッレ・スマナサーラ)より、
 仏教の「生き方=戒律」には5つの項目があります(五戒)。
・不殺生――「生命を殺さない」命を守る人こそが守られる
・不偸盗――「盗まない」とは「一人分」で生きること
・不邪淫――性欲を満たそうとしてはいけない
・不妄語――ウソをやめることは智慧を育てること
・不飲酒――酒もドラッグも大切な「智慧」の土台を壊す
 立派な僧侶になるためには、厳しい戒律が必要なのかもしれません。
 一般の人でも「こういうことはしない(ほうがいい)」ということがあったほうが(自分のために)いいのではないかと思います。

 悪い事はやめたほうがいいでしょう。たとえば、自分(の身体/心/人生)にとって悪いこと、人に悪いこと、社会や環境や人類に悪いこと、・・・。
 自分が不幸になるようなことはやめたほうがいいでしょう。たとえば、比較の考え方消極的思考完璧主義言い訳自分を痛めつける人のせいにするイヤな人のことを考える、・・・。

 また、「人間としてこういうことをしてはならない」「(人がしていても)自分だけはこういうことはしない」「××するような自分にはなりたくない」「(人からどう思われても)こういう自分でありたい」のように考えることがあってもいいのではないでしょうか。

 幸せになるため(不幸にならないため)に、「自分はこういうことはしない」と決めて、それを守るように心がけることも大切なのではないでしょうか。



   

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