君はいつでも好きなときに自分自身の内にひきこもることが出来るのである。実際いかなる所といえども、自分自身の魂の中にまさる平和な閑寂な隠家を見出すことはできないであろう。悩み苦しんだとき、すごくつらいとき、傷ついたとき、疲れたときなど、自分を助けるために、自分自身の内にひきこもることがあってもいいのでしょう。
私のいうこの安らぎとはよき秩序にほかならない。であるから絶えずこの隠家を自分に備えてやり、元気を回復せよ。そして(そこには)簡潔であって本質的である信条を用意しておくがよい。
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