読書日記

　　観念の断捨離

　『ようこそ断捨離へ』（やましたひでこ）より、
　モノの断捨離、行動の断捨離、人間関係の断捨離、観念の断捨離
　【離】が【悟り】であるならば、【断・捨】は、そのための【修行】。
　モノ（物）の断捨離、行動（事）の断捨離、人間関係（人）の断捨離については、今までにも考えてきました。
　観念の断捨離についても、いろいろ考えられそうです。

　一つは、「思考」の断捨離です。
　自分の不幸になる考え方に気づいて、ストップするのが「断」。
　今までの考えから抜け出すのが「捨」。
　その考えから離れ、心を切り替えるのが「離」。

　また、自分の不幸になる考え方のクセを自覚し、クセが出た時に気づいてストップする「断」「捨」ができるようになると、徐々にクセが出ることが減っていく「離」になるのだと思います。

　もう一つは、「欲」の断捨離です。
　余分な欲をもたない「断」、要らない欲を減らす（不幸になる執着を捨てる）「捨」、欲にとらわれずに幸せに暮らせる「離」。

　それは、「幸せ」の断捨離とも言えるでしょう。
　自分の幸せを知り、その中から自分の幸せを厳選していくことで、幸せに暮らせるようになれたらいいのではないでしょうか。



　　　

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