読書日記

  モノとの関係を問い直す

 『ようこそ断捨離へ』(やましたひでこ)より、
 モノとの関係、自分との関係、他者との関係、そして、お金との関係も……
 いろんな関係を、問い直していくプロセスが、断捨離。
 いったん断ってみると、いったん捨ててみると、あらためて気がつくことが、いっぱいあるのですね。
 自分にとって、このモノ(物・人・事)は、どういう存在なのか?
 必要なモノなのか、幸せをもたらすモノなのか、なくてもいいモノなのか、・・・。
 そのモノと自分との関係を問い直してみると、今後のつきあい方が変わってくるのでしょう。

 たとえば、「物との関係」では、必要な物は有難く使う(さらには、有る幸せを感じる)、幸せな物と関わる際にはより幸せを感じる、なくてもいい物はもう買わない/捨てる。
 たとえば、「他者との関係」では、自分にとって必要な人はもっと大切にする、愛する人を愛する幸せを感じる、つきあわなくてもいい人とのつきあいはやめる。
 たとえば、「自分のやる事との関係」では、やるべきことはちゃんとやる、やりたいことがやれる幸せを感じる、やらなくてもいいことはやめる。
 たとえば、「自分の思考との関係」では、大事な事はじっくり考える、自分が幸せになれることを考え(、実践す)る、考えなくてもいいことはできるだけ問題化しない

 モノ(物・人・事・考え)との関係を問い直すことで、必要なモノとは前よりも有難く関われるようになり、幸せなモノと接する際にはより幸せを感じられるようになり、なくてもいいモノは「断」「捨」できるようになるといいのでしょう。
 実際に、「断」「捨」できると、その分時間やお金や心に余裕が生まれるのです。それを自分が幸せになれることにもっと使えるようになるのです。
 それができれば、今まで自分の時間やお金や心を余計なモノに使っていたことに気づき、幸せになれる時間の使い方お金の使い方が今までよりもできるようになるのではないでしょうか。



   

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