読書日記

  よけいな緊張に気づく

 『リラクセーション』(成瀬悟策)より、
 さいわい緊張感は、その存在を肩の凝り、背中の痛み、頸の突っ張り、腰の痛み、股や膝の突っ張りなどの身体的な緊張として、その所在を明らかにしています。それらの部位に本人自身が力を入れて緊張させているのが原因ですから、それを止めさえすればいいのです。
 リラクセーションでは、このようにからだによけいな緊張が生じているのに気づくことが、まず最初の課題となります。
 自分の緊張に気づけないで過ごしてしまうことも多いのでしょう(恒常緊張の場合には、特に)。
 気づけなければ、それに対処することは(習慣になっていなければ)できません。
 強度の緊張・長時間の緊張は、身体的な症状として何かしら表れるのでしょう。そこに気づくことから、自分の緊張(の部位)を自覚できるといいのでしょう。

 自分の緊張を知れば、それに対処する方法を考え・実践することも可能でしょう。
 たとえば、力が入りすぎている(部位がある)のなら少し力を抜く、痛みがあるのなら医者に相談する、疲れが溜まっているのなら休む、・・・。
 いろんな対処法があるはずです(痛みの対処法)。症状をネットで検索してみればけっこう見つかると思います。それらのなかから、自分に合った方法を探り、自分なりに工夫してみることで、自分に効果がある対処法を身につけられるといいのではないでしょうか。

 自分の緊張に気づけるようになるためには、気分よく生活することを心がけることをおすすめしたいと思います。
 緊張から表れる症状は、よい気分で過ごす妨げとなります。気分がよくないことに気づけば、その原因を考えれば自分の緊張に気づけるようになるでしょう。

 悪感情・悪い気分になるのは、心身に何かしら問題があるのだと思います(悪感情は警報信号)。それに早めに気づいて、心身の問題を改善していけるようになるといいのではないでしょうか。



   

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リラクセーション』成瀬悟策

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