読書日記

  感情の整理

 PHP1月号の特集は『元気と希望がわいてくる 笑顔でいこう』。
 神山昌子さん(弁護士)は、
 笑顔を作り、笑い声を上げることで、まずは、周りが落ち着きました。私が笑っていると、とりあえず、安心するみたい。
 そして笑っている間に、私は感情を整理し、周りを見回すことが出来る。自分の悔しい、悲しい思い、それを悔しがっている自分、悲しがっている自分、と見ることが出来るようになったのです。
 自分が暗い顔をしていると、それは周りの人にも伝わるでしょう。
 回りの人に余計な心配をかけないためにも、笑顔を心がけられるといいのでしょう。それが作り笑いだとしても(そう周りの人にわかってしまっても)前向きな気もちでいることが伝わるのではないでしょうか。

 作り笑い(笑い声を上げる笑う振り)でも、つらい気もちが小さくなったり、少し明るい気もちになれたり、ちょっとでも元気が出てきたりするといいのです。
 そうすれば、少し落ちついて自分の感情を知ることも可能になります。一人になれる時間と場所の余裕があるのなら、紙に書いて心を整理するのもいい方法だと思います。

 感情に流されて悪い(不幸になる)考えを続けないように、そういう自分を笑うことで、客観的に自分と状況を見られるといいのでしょう。
 心を落ちつけて今自分にできることを考えて、それをやり始めることが、心の中の不安を小さくし、希望を生むことにつながるのだと思います。



   

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