読書日記

  感謝する心

 『自尊力』(邑井操)より、
 自然に対してばかりでなく、今われわれはすべてのものに対し感謝する心をなくしている。人間関係にしても同じ。
 何はともあれ感謝の念を心の底に湛えて人と仕事に向う。それこそが自尊力と他尊力を兼ね備える人物の逞しい姿であるのだ。
 自分を尊び、自分を大切にする“自尊力”、人を尊び、人を大切にする“他尊力”。どちらも、幸せになるために役立つ力だと思います。
 その力を高めるエネルギーとなるのが感謝の念なのでしょう。

 この世に一人だけの貴重な自分が存在していることに感謝し、もっと自分を大切にできるといいのでしょう。
 自分の仕事(があること、収入が得られることなど)に感謝し、もっと仕事を大切にできるようになるといいのでしょう。
 自分のまわりにいる人の存在と自分にしてくれたことに感謝し、もっと大切にできるといいのでしょう。
 自然に感謝し、もっと自然を大切にできるようになるといいのでしょう。

 感謝できることは他にもたくさんあるはずです。
 すべてのもの(事・人・物)に感謝し、すべてのものを愛する(大切にする)ことできるようになれたら理想的なのでしょう。

 感謝の気もちを力に自尊力と他尊力を発揮して、力強く幸せに生きていけるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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自尊力』邑井操

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