読書日記

  自分の物差しを持つ

 PHP6月号の特集は『「決める力」のある人・ない人』。
 千田琢哉さん(次代創造館代表)は、
 スピード決断のコツは、自分なりの物差しを持つということだ。
 「今までの自分なら絶対に選ばなかった選択肢をやる」「学校の先生がいかにも反対しそうな選択肢をやってみる」「憧れのある人が選びそうな選択肢をやってみる」というように物差しは人それぞれだ。
 私の物差しは昔から一貫している。「好きな女の子に報告したら『えー!?』と驚いてくれそうな選択肢をやる」。今までこれで後悔したことは一度もない。
 自分なりの物差し(選択基準)を明確に持っていれば、迷わずに人生の選択ができることが多くなるのでしょう。

 一般的には、「自分のやりたい気もちを大切にする」「どちらが楽しいか」「自分にとってどちらが幸せか」というような好感情を物差しにする場合が多いでしょう。
 そういう意味では、自分の好きなもの大切なものが判断材料になることもあるでしょう。

 一方、「今までにやったことがないこと」「人と違うこと」「人がやらないこと」のような変わったことを選択基準にする人もいます。
 また、「いい経験になりそうなこと」「困難なほうの道」のような自分を育てることを第一に考える人もいます。

 「なりたい自分なら?」と考える選び方もあるでしょう。
 「(坂本)竜馬ならどうするか?」のような憧れの人が選びそうなことを考える方法もあります。

 人生の選択をしていく中で、自分なりの決断の基準を作り上げていけるといいのではないでしょうか。



   

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