読書日記

  笑みと穏やかさを身につける

 PHP1月号の特集は『明日が変わる 「笑顔」の力』。
 塩野米松さん(作家)は、
 人は常に変化の途中にある。その変化が全て修業なのだ。誰もが言う。修業は死ぬまで終わらないと。
 それを身をもって知ったときに、穏やかさや温かさが自ずから生まれてくる。苦労と葛藤が作り上げた土台の上に築かれた笑みだ。
 人はたゆまぬ努力の末にその笑みと穏やかさを身につけるのだ。真の笑顔とはそういうものだ。
 人は変われる。しかも、努力することで成長することができるのです。
 そして、人間として成長するにつれて幸せに暮らせるようになれるのだと思います。

 自身の経験(特に、苦しいことや困難なこと)、一つ一つから何かを学んでいくことができれば、着実に成長できるでしょう。
 そのためには、自分を育てる努力を続けることです。自育を愉しめると、なおいいでしょう。
 「自分を育てる」ことを人生目標とすれば、「すべてのことは(自分を育てる)いい経験」と思えるようになれます。

 自分を育てる努力をちゃんと続ければ、「一年前に比べたら、少しは幸せに暮らせるようになれた」と、きっと思えるはずです。自分が進歩しているのを実感できるのはとてもうれしいことです。
 「(このまま努力を続ければ)これからも少しずつ幸せになっていける」と、信じて生きられるようになることは、とても幸せなことです。
 時には、不幸(な気もち)になることはあっても、「今はまだ未熟(進歩の途中)。でも、今にもっと幸せになれる時がくる」と、穏やかさと希望を心にもてるようになるでしょう。

 穏やかな心よい気分は幸せに暮らす基盤になります。
 穏やかな気もちで過ごす中で、時々幸せを感じられるようになれたらいいのではないでしょうか。
 穏やかな心の表れが微笑みであり、逆に微笑みや笑顔を心がけることが穏やかな気もちやよい気分をキープするために役立つのだと思います。



   

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