読書日記

  前を向いて走り続ける

 PHP10月号の『明日への思い』は、コシノジュンコさん(ファッションデザイナー)。
 過去を振り返るのではなく、未来をしっかりと見据えながら現在を一生懸命に生きる。それが母の教えでした。
 私もその教え通り、デザイナーとして走り続けてきました。必死になって目標に向かって走る。すると、やがて向こうには一本のラインが見えてくる。でもそれは、ゴールラインではありません。それは、新しいスタートラインなのです。
 終焉を迎えるその瞬間まで、前を向いて走り続ける。それが母の人生であり、私の人生です。
 過去にとらわれて、不幸のままでいたり、幸せに向けて進めなかったりするのは、自分のためによくないでしょう。
 幸せになるためには、幸せの目標をもって生きることが大事なのだと思います。
 そしてそのためには、今を大切にすることが肝心なのでしょう。

 達成可能な目標をもつことが重要です。実現不可能な目標をもつのは不幸の元です。
 そして、一つの目標を達成したら、その幸せを力に次の目標に向かえばいいのでしょう。
 目標達成への過程を楽しみながら、幸せの目標をもち続けることができるといいのではないでしょうか。

 幸せへの道に終わりはないと思います。
 自分を育てていくことで、生涯少しずつ幸せになっていけるのは、とても幸せな生き方 と思います。

 全力で走り続けることは難しいと思います。「自分はこれでいい」と思える幸せへの道をマイペースで歩いていけるといいのではないでしょうか。



   

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