読書日記

  苦しいほど笑う

 PHP10月号の小松成美の『超勝負論』は、木村沙織さん(バレーボール)。
 そもそも私は、苦しければ苦しいほど笑ってしまうタイプ。
 確かに練習はキツイんですよ。でも、ヘトヘトになって下を向いているより、「キツーッ!」って笑いながらやっているほうがいい気がして。
 苦しいときに笑うのは実際には難しいことであり、それができるのはとても強い人だと思います。
 でも、それができる人はそうできるように努力したのだと思います。苦しいときに人間は笑うようにはできていないのです。
 また、それを続けているということは、その効果を何かしら実感しているのでしょう。無意味なことなら、すぐにやめてしまうはずです。

 笑いの効用はいろいろあると思いますが、このような場合においては、笑うことでちょっと心の力を抜くことができ、少しはラクになるのではないかと思います。
 また、苦しさも(イヤがらずに受け入れることができれば)慣れてきて、だんだんラクになるのだと思います。さらに、笑顔や微笑みも(心の)痛みを緩和するのではないかと思います。

 同様なことをいろんな人が言っています。
 『苦しいとき、悲しいとき、“にもかかわらず”笑おう』 斎藤茂太
 『つらい時にこそ、笑顔を』 みうらじゅん
 『(調子が悪いとき)あえて笑顔をつくる』 杉山愛

 苦しいとき、つらいとき、困ったときに、調子が悪いときなどに笑顔をつくれるようになれたら、人生をもっとラクに・強く生きていけるのではないでしょうか。



   

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