読書日記
つらい時にこそ、笑顔を
PHP10月号の特別企画は『笑いは人生に効く!』。
みうらじゅんさん(イラストレーター)は、
つらい時にこそ、笑顔を。
人はそんな癖をつけることにより、次なるつらさを少しだけ軽くすることが出来るもんです。
そして、呪文のように、“諸行無常”“万物流転”と、くり返し唱えましょう。
いつか、そのつらさも飽きますから――。
人生にはつらい時があるでしょう。そんな時こそ、“にもかかわらず”笑えるといいのでしょう。
笑うことで、少し心の力を抜くことができ、柔軟な考え方やラクになる考え方がしやすくなります。
自分の言動を笑い飛ばせるといいのです。
自分を笑い飛ばすことができるようになることは、人間としての成長の現われの一つと言えるでしょう。
どんなにつらい状況でも、それが永遠に続くことはないのです。
“諸行無常”“万物流転”“朝が来ない夜はない”のです。
また、つらさも(イヤがらずに受け入れることができれば)慣れてきて(『人間は何事にも慣れる存在だ』ドストエフスキー)、だんだんラクになるのだと思います。
さらに、笑顔や微笑みも(心の)痛みを緩和するのではないかと思います。
つらい時、困った時に、笑える習慣をつくれたら、人生をもっとラクに・強く生きていけるのではないでしょうか。