読書日記

  自分を笑い飛ばす

 『不思議なくらい心が強くなるヒント』(ルイス・ターターリャ)より、
 ひとりよがりな解釈をして、自分は正しいと思い込む中毒症から抜け出すには、心を開くことが大切だ。それには、「第三者」として自分の言動を振り返ってみる習慣をつけるといいだろう。

 視点を変えてみると、自分の言動を笑い飛ばせることが多い。なぜなら、あなたが執着しすぎている点というのは、たいていの場合、「どうでもいいこと」だからである。
 自分を笑い飛ばすというのは、とてもいいことだ。私たちは、物事を深刻に考えすぎる傾向があるからである。
 自分は正しいと思い込んでいると、何もできず、何も変わらないでしょう。
 「自分にも何かしら問題があるのではないか?」と、自分の言動を振り返ってみれば、何か気づけることがあるでしょう。
 自分にできることを考えて対策すれば、改善できることもあるのではないでしょうか。
 そういう自省する時間を習慣としてもつことができればいちばんいいのでしょう。

 幸せになる考え方を心がける場合には、「イヤな気もちになるのは自分が不幸になる考え方をしているから」と考えます。そこで幸せになる考え方ができれば、自分の心を幸せ向きに変えることができます。
 また、考え方を変えれば、自分の言動も変わり、その結果として(実現できることや人間関係や人生など)いろんなことが変わってくると思います。

 自分を笑うためには、自分を外から見る客観性と心の余裕がないと難しいでしょう。さらに、自分の問題点を認める素直な心も必要でしょう。
 客観性も心の余裕も素直な心も、自分が成長するためには、重要な課題だと思います。
 そのためにも、自分の失敗や欠点を笑えるようになれたらいいのではないでしょうか。
 私は、幸せになる考え方がうまくできない時などに、「まだまだ未熟だなぁ」と(心の中で)言い、自分を笑うことがあります。自分を笑うことでラクになれるのです。

 自分を笑った経験がない人も多いと思いますが、「自分を笑う」ということを身につけるように心がけてみてはいかがでしょうか。



   

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