しあわせ日記

11月26日(日) 自分を笑い飛ばす

 『上機嫌の作法』(齋藤孝)より、
 自分を笑い飛ばしてしまえるというのは、上機嫌の技としてはかなり上級、優れた力です。
 突き放して笑えるというのは、自分のことだから面白いわけではなく、誰のことでもおかしい。たまたまそれが自分であっただけ。
 自己卑下ばかりする人は、自分をおおらかに笑い飛ばすだけの器量がないのです。
 人の失敗や欠点は外から見ると笑えることがあります。
 ところが自分のことになると、つい深刻に考えてしまいます。

 どうにもできないことなら、悩んでもしかたがない。悩むより笑ったほうがいいのでしょう。
 笑い飛ばしてしまうというのは、負けを認めてしまう、降参する、あきらめるというような意味もあると思います。
 そうすれば、これ以上無理して頑張らなくてもいい、悩まなくてもいい。(問題化しない
 だからラクになれるのでしょう。笑うことで心の力が抜けるなどの笑いの効用もあると思います。

どうにもできないのなら 笑ってしまおう

 私は何かを考えてイヤな気もちになっているのに気づくと、「(自分も)まだまだ未熟だなぁ」と苦笑いすることがよくあります。そうすると力が抜けて、ラクに考えられるようになります。

 『自分が変わるには、自らの愚かさをあざ笑うことだ。
  そうすれば見切りをつけ、前進することができるのだ
         スペンサー・ジョンソン「チーズはどこへ消えた?」より

 「こんなはずじゃない」「本当の自分は違うんだ」などと思って、現状や自分の問題点を認められないと前には進めません。
 現状を認めた上で、時間をかけて改善していくために、努力を開始できればいいのです。
 もしくは、そこには見切りをつけて、他のほうへ前進できればいいのです。
 自分を笑うことは、現状を認めることにもなるのだと思います。

 自分を笑い飛ばすためには、客観性や受容度などの人間性の大きさが必要なのかもしれません。
 でも、「困った時には笑ってしまおう」と心がければ、できることもあるのではないでしょうか。



   

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『上機嫌の作法』齋藤孝

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