いまの日本は無縁社会かもしれないし、大震災の余波で新しい災厄に見舞われる恐れもある。しかし、無縁は自由の同義語であり、住み慣れた自分の土地はある意味で自分の一部である。 いざというときは自分一人の部屋で死ぬことや、自分の土地で辛い目にあうことを覚悟し受け入れてしまえば、思い切りよく明日を生きていくことができるだろう。