読書日記

  移動中に「静止」する

 『急がない! ひとりの時間を持ちなさい』(デイヴィッド・クンツ)より、
 通勤中に「静止」をすれば、嫌な時間が安らぎの時間になる。この上ない休息と見なせるようになれば、通勤が楽しみになってくる。
 列車、バス、飛行機、船。どれも「静止」にぴったりの場所である。

 移動している時間は、ほかにはないだろうか。よく考えてみれば、一日中が移動の連続だ。
 いまいる場所では立ち止まれそうもないと感じたら、「さあ、いまから移動しよう」と考えればいい。
 通勤中の乗り物の中なら、音楽を聴いて安らぐ時間や本を読んで楽しむ時間や眠って休息する時間など、「静止」の時間にしやすいのでしょう。
 要は、心を急がせる元から一時的にでも放れられるいいのでしょう。通勤は(平日)毎日のことなので、「静止」の習慣にしやすくていいでしょう。

 通勤以外でも短い移動はけっこうあるのでしょう。そういう時間に少しでも(心を)「静止」ことでリラックスできるといいのでしょう。
 歩いて移動することが多いでしょうから、歩くことで「静止」できるようになるといいのではないでしょうか。

 どうしても心が落ちつかないときには、その場を離れるために「移動しよう」「ちょっと歩こう」「トイレに行こう」などと考えられるといいのでしょう。



   

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