読書日記

  歩く

 『急がない! ひとりの時間を持ちなさい』(デイヴィッド・クンツ)より、
 歩くことは、「立ち止まる」人にとって神聖な行為なのだ。
 屋外でもいいし、家の中でもいい。何度も同じコースを歩くこと。自分の部屋やオフィス内を往復してもいいし、庭や公園を歩きまわってもいい。
 こうやって動いていると、不安がうすらいでゆく。心が平静でいられる。まさに「静止」だ。
 歩くときには、少しは足下に注意しなければならないし、歩く動作にも無意識に注意が必要なのでしょう。また、見えるものが変化するのにも意識が向かうでしょう。それだけ(心を急がせる)余計なことから意識が放れることができ、心は「立ち止まる」ことができるのでしょう。

 心が沈んだ時には、歩くことをおすすめします。
 歩いているうちに、血行がよくなるとともに、少しは気分が改善してくるでしょう。
 歩いている最中に、幸せな気もちになれるハッピー・ウォーキングができると、なおいいでしょう。

 心が暗いときには、じっとしているよりも歩いたほうがいいのだと思います。屋内でも、同じコースでも、かまわないのです(自然のある屋外を歩けるのならベストですが)。
 ちょっとした気分転換にトイレに行くという人はけっこういると思います。その過程には歩くことも含まれているでしょう。
 歩くことに限らず、身体を動かすことが気分をよくするために役立つことは多いと思います。

 無理して時間を作らなくても、誰でも歩くことはあるでしょう。歩くことを大切にし、幸せに歩く習慣ができるといいのではないでしょうか。



   

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