読書日記

  心は質素

 PHP12月号の特集は『気持ちが軽くなる心の整理術』。
 吉行和子さん(女優)は、
 夢や希望が持てない子ども時代を送りました。でも、だからこそ、今、この瞬間を精一杯生きてきた。
 「なんだか面白そう」で仕事をやって、失敗しても「まあ、いいか」。
 多くを望まず、心は質素。これが、私がこれまで楽しくやってこられた秘訣かしらと思うんですよ。
 大きい問題があるから、恵まれていないから、希望がもてないからなどと、ただ嘆いたり悩んだり落ち込んだりして、今やるべきことをちゃんとやらなければ、今を苦しむだけでなく、将来もつらいものにしてしまうのではないでしょうか。
 幸せになるためには今を大切にできるだけ不幸にならないようにし、やるべきことはちゃんとやり、問題があってもそれなりに幸せに暮らせるようになれるといいでしょう。

 不幸になってしまうのは、望みすぎ・求めすぎなのかもしれません。もしくは、何か(一つの幸せ)にとらわれているのかもしれません。
 また、完璧主義比較の考え方悲観的な考え方考えすぎなども不幸の元です。

 今目の前にあることを精一杯にやり、うまくいかないことがあってもくよくよしないようになれるといいのでしょう。
 心が質素であるためには、望みすぎない、考えすぎないということが大事なのではないでしょうか。
 さらに、あるもの・できることを楽しむことができるといいのでしょう。
 つまり、「少欲知足」がいいのかもしれません。



   

次の日の日記

気持ちが軽くなる心の整理術

ホームページ