何かに不平や不満を感じる場合、その何かにとらわれて不平不満に終始していればいつまでたっても状況は変わりません。いや、かえってますます悪くなっていきます。不平不満に限らず、悲しみや怒りや悔しさなどの悪感情が持続するのは、何かにとらわれているのでしょう。
そんなときは自分が何かにとらわれていないか、一度静かに考えてみることですね。そして、何にもとらわれず積極的に見直してみる。
そうすると、すうっと目の前の霧が晴れるというようなことがあるものです。あるいは、勇気が出てきたりいい考えが浮かんで事態が打開されるということもあるかもしれません。
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