読書日記

  自分を支える言葉

 PHP7月号の特集は『運がひらける言葉』。
 齊藤勇さん(心理学者)は、
 苦境を絶望的にとらえるのでなく、次へのステップととらえることが肝心なのです。そのためには、一つの言葉、座右の銘は重要です。
 自分を支える言葉をもっていれば行動はポジティプになり、運がひらくのです。その言葉は人によりそれぞれですが、一つの言葉をもつことが運をひらくのです。
 どんなに苦しくても、先行きが見えなくても、絶望するのは自分のためによくありません。
 希望がもてないのは、自分の将来に幸せの可能性がないのではなく、自分の希望をもつ能力が足りないのだと思います。
 希望がもてる考え方を心がけることが大事なのです。希望を見いだすヒントもいろいろあると思います。

 希望がもてる言葉もあります。
 たとえば、「朝が来ない夜はない」「やまない雨はない」「雲のうしろには、太陽がいつも輝いてる」「夜明け前が一番暗い」・・・。
 「なるようになる」「明日は明日の風が吹く」「明日があるさ」のような(楽観的な)言葉でもいいのです。

 ただし、本当に苦しい時にはすぐに希望をもつことは難しいでしょう。
 本当につらい時には、「大丈夫、大丈夫」「(もう少し)頑張ろう」「(もうちょっとだけ)我慢しよう」などと自分の心を支える言葉を自分にかけてあげられるといいでしょう。

 少し心が落ちついたら、「こういうこともある」のように現実を受け入れる考え方を心がけましょう。
 現実を受け入れることができ、ある程度心が元気になれば、自ずと心に希望が湧いてくるものです。

 そして、「これもいい経験になるはず」と考えられるといいのです。
 さらに「いいきっかけにしよう」「いい経験にしよう」などと前向きにと考えられると、なおいいでしょう。
 私の座右の銘(幸せの呪文)の一つは、「すべてのことはいい経験」です。

すべてのことは好好



   

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