読書日記

  自分を無条件に受け入れる

 『すぐに役立つとっておきの考え方』(ジェリー・ミンチントン)より、
 一番大切なのは、自分を受け入れることだ。
 必要なのは、欠点などをすべてひっくるめて自分を愛情深く無条件に受け入れることだ。

 自分を無条件に受け入れるというのは、どういう意味だろうか。
 それはまず、自分についてのさまざまな事実を認め、共感と理解を込めて自分の欠点を見つめ、自分の不完全さを受け入れて「自分には良くない部分があるが、それでも私は自分が好きだ」といえることであり、自分を許すことであり、過去を解き放って、将来のことを大切にする姿勢を身につけることである。
 それはまた、自分が他人とどれだけ違っていても自分をそのまま受け入れることであり、「私は私らしくあればいい」と自分に言えることである。
 要するに、あるがままの自分を温かい気持ちで理解することである。
 自分には欠点もあれば苦手なこともあるでしょう。
 自分の環境には恵まれていないこともあるでしょう。
 過去にはいろんな過ちや怠惰なこともあったでしょう。
 そういうすべてをそのまま受け入れることができるといいのでしょう。(自分の弱さを受け入れる強さ

 さらには、「自分には「××もあるけど(○○もある)、それでも自分が好き」と思え、自分を許し、過去から自由になり自分の人生(今と将来)を大切にできるようになれたら、なおいいのでしょう。

 そして、「自分は自分でいい。人と違っていていい」と思えるようになり、「自分の生き方はこれでいい」と思えるように生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。

 そのためにはまず、あるがままの自分を受け入れ、温かい気持ちで自分とつきあっていけるようになれたら、と思います。



   

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