読書日記
あるがままの自分を認める
『すぐに役立つとっておきの考え方』(ジェリー・ミンチントン)より、
自尊心が高ければ、あるがままの自分を無条件に受け入れ、自分の人間としての価値を認める。たとえば……
・外的な条件とか自分の業績とは関係なく、自分に好感を持っている。
・何らかの資質、能力、技術を持っていようがいまいが、自分の個性を評価している。
・自分が自分にとって大切な存在であることを確信している。
・自分の価値を認識しているから、他人の意見に惑わされない。他人に批判されても、自尊心が揺るがない。
・自分の感情をコントロールしている。罪悪感、怒り、恐怖心、悲しみのような不快な感情とはほとんど無縁である。自分にいつも満足していて幸せである。
誰にでも恵まれていないこともあれば、うまくいかないこともあります。それでも、自分を好きでいられるようになる。
誰にでも欠点や苦手はあります。それでも、自分は自分でいいと思えるようになる。
自分を大切な存在だと思えるようになる。
「人は人」と思えるようになり、人に左右されない自分になる。
自分の感情をコントロールできるように心がける。
「今は幸せ」と思えるようになる。
このようなことができる人は、自尊心が高い人であり、幸せな人です。
反対に、幸せになれると、それにつれて自尊心が高まるのだと思います。
何か問題があっても幸せに暮らせるようになれれば、自分は(それなりに)いいと思えるようになり、そんな自分を好きになれるでしょう。
自分は幸せと思えるようになれば、人が何を言おうが何をしようがどう思おうが放っておけるようになれるでしょう。
幸せな自分を大切な存在と思えるようになれ、不幸にならないように心がけ、幸せになれるように努力できるようにもなれるでしょう。
実際には、自尊心が高まればそれだけ自分を大切にすることで幸せになれ、幸せになれるとそれだけ自尊心が高まるという好循環になり、らせん状に昇っていけるのだと思います。