第12講 幸せになるために 不幸にならないようにする

 幸せになるためには、できるだけ不幸にならないことも大事です。
 不幸な(イヤな気もちの)時間が長ければ、それだけ幸せに過ごせる時間が短くなってしまいます。

 不幸の大部分は、自分(の頭の中)で創っているのではないでしょうか。
 自分の心がけしだいでは、不幸な気もちを軽くし、不幸な時間を短くすることは可能だと思います。

 たとえば、小さいことに“くよくよ”“イライラ”する時間が長い人は、それだけ幸せに過ごしにくいでしょう。
 そういう人は“くよくよ”“イライラ”する(ような考え方の)クセがあるのだと思います。
 悪いクセは早めに気づいてストップできればいいのです。
 「“くよくよ”“イライラ”しない考え方を心がける」ことが大事です。

 さらに、悪くなった気分を回復するための気分転換がうまくできるようになると、なおいいでしょう。

 生きていく中では、様々な悩みや問題があるでしょうが、悩んで不幸にならないように心がけることも大事でしょう。
 いちばん多いのは、人間関係の悩みかもしれません。人間関係であまり悩まないようになれれば、幸せに暮らしやすいでしょう。

 また、悩みや問題を抱えていても(それなりに)幸せに暮らせるようになることも大事です。

 どうしても、心の中に残ってしまうしまう不幸は努力して「幸せに変える」ことができれば、と思います。

 すぐには難しいかもしれませんが、「不幸を幸せに変えよう」と時間をかけて努力すれば、きっとできることだと思います。

 不幸な(イヤな)気もちになる時間を減らせば、それだけ幸せになれることをする時間を増やすことができ、幸せに暮らせるようになれるでしょう。


   

第12項 幸せになるために

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