第2講 気分よく生活する
第3週 “くよくよ”“イライラ”しない考え方を心がける
気分よく過ごせない大きい原因は、考え方(のクセ)だと思います。
気分が悪くなるような考え方を、ついついしてしまう人は、気分よく過ごすことは難しいでしょう。
まずは、物事の受けとめ方が問題です。
ちょっとぐらいイヤな事があっても、「どうして」「信じられない」「許せない」のような受けとめ方ではなく、「こういうこともある」と受けとめられるようになれたら、と思います。
「ハオハオ」を身につけると、いい受けとめ方ができるようになれます。
次に、できるだけ軽く受け流すことが大事です。
ちょっとしたことは、「ひと言でかたづける」ことができるといいでしょう。
気分よく過ごすためには、できるだけ問題化しないことが肝心です。
イヤな事があったあとに、“くよくよ”“イライラ”を続けてしまうのはよくありません。
それは、イヤな事を考え続けてしまうからだと思います。
“くよくよ”“イライラ”しない考え方を心がけることが大事です。
“くよくよ”“イライラ”しやすい人は、そういう考え方のクセがあるのだと思います。そういう自分の(考え方の)クセに気づくことで、“くよくよ”“イライラ”する考え方をストップできるようになれたら、と思います。
過去の悪い出来事を繰り返し思いだしてその事を考えてしまったり、将来の心配ばかりしてしまうと、気分よく過ごすことはできません。
「今を大切にする」ことを心がけたほうがいいと思います。
「考え方を変える」ことは、そう簡単にはできません。
でも、“くよくよ”“イライラ”しない考え方や幸せになる考え方を心がけ続ければ、少しずつ変えていくことができると思います。
人生という長い目で見て、自分を育てていくことができたら、と思います。
「考え方を変える」ための実践方法については、以降の項でも提案していくつもりです。