読書日記

  ゆるしが幸せの鍵

 『ゆるすということ』(ジェラルド・G・ジャンポルスキー)より、
 あなたは安らぎがほしいか。ゆるせば、安らげるだろう。
 幸せになりたいか。静かな心でいたいか。・・・
 ゆるすことで、これらすべて、いやそれ以上のものが手に入る。
 もし今、あなたの心の中に悪感情があるとしたら、何か(誰か)をゆるしていないのかもしれません。
 人への怒りやイライラはもちろん、過去の後悔や罪悪感、現状への不満、将来への不安、自分に対する無力感やコンプレックス、孤独感や虚しさ、・・・悪感情の裏にはゆるせない何か(誰か)がある(いる)のかも。
 それがわかれば、「ゆるそう」と思うことでラクになれるかもしれません。

 もし今、あなたが幸せでなく、幸せに向かって前進していないと思うのなら、何か(誰か)をゆるしていないのかもしれません。
 「私は××だから、幸せになれない」と思っている人は、その「××」もしくはそれを生んでいると思われるものをゆるしていないのかもしれません。
 何か(人や失敗など)を怖れて行動できないという人は、過去の出来事(に関わった人)をゆるして(受け入れて)いないのかもしれません。
 それがわかれば、「ゆるそう」と思うことから、幸せに向かって歩き出せるかもしれません。

 ゆるすことは 幸せになるための処方箋
 ゆるさないことは 苦しみための処方箋

・「正しさ」より「幸せ」を選ぶ。
・「ゆるしが幸せの鍵だ」と信じる。
 幸せになるためには正しさよりも自分の気もちが大切です。
 裁くのをやめてゆるせば、自分を痛めつけるのをやめることができるのです。
 「ゆるさない」(でこのまま苦しむ)か「ゆるす」(ことで幸せに向かう)か、人は選択できるのです。

 「ゆるす」ことが、幸せになるためのキーポイントであり第一歩なのかもしれません。



   

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◇『ゆるすということ』ジャンポルスキー

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