読書日記

  「ゆるそう」という意欲

 『ゆるすということ』(ジェラルド・G・ジャンポルスキー)より、
 ゆるす能力を高めるキーワードは、「意欲」です。
 ゆるしを実践するときは、自分自身に「私はすべての恨みや、一見もっともな怒りを、自分のなかの再考の真実にゆだねる」と自信をもっていいましょう。

 「ゆるそう」という心が、ゆるしへの鍵。

 「ゆるせる」か「ゆるせないか」ではなく、「ゆるす」か「ゆるさない」かを自分が選択することが大事なのではないでしょうか。
 安らかな現在と未来のために自分の心と体の健康のために、自分の幸せのために、・・・「ゆるす」ことを決意し、「ゆるそう」と努力できればいいのだと思います。

 人間には、自分の考えを選択するという素晴らしい能力があるのです。
 「ゆるさない」という不幸になる考え方に気づき、「ゆるそう」「考え直そう」「幸せになる考え方を心がけよう」などと自ら考えられるようになれたらいいのでしょう。

 「ゆるそう」という意欲をもち続ければ、きっとゆるせるときがくるのではないでしょうか。



   

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◇『ゆるすということ』ジャンポルスキー

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