読書日記

  安らかな現在と未来のために

 『ゆるすということ』(ジェラルド・G・ジャンポルスキー)より、
 なぜゆるすのかといえば、自分を過去から自由にするためです。他人への恨みつらみから、自分を自由にするためです。

 ゆるすと危険な目に遭うどころか、いまこの瞬間を、より生き生きと生きられるようになります。
 そして、いまこの瞬間が安らぎに満ちていれば、安らかな気持ちで未来をみることができます。
 すると、安らかな現在がそのまま未来へと続き、安らかな未来になります。
 ゆるせば、つらい過去から自由になれるのです。
 ゆるすことで、苦しみから解放され、自分を痛めつけるのをやめることができるのです。
 その結果として、安らかな気持ちになれるでしょう。

 安らかな気持ちで未来のことを考えられれば、きっと希望がもて、より生き生きと生きられるようになれるのではないでしょうか。
 そういう生き方を心がければ、それがそのまま安らかな未来にもつながるのでしょう。

 過去の出来事が繰り返されることを怖れすぎたり、状況や他人のせいにして、何も(人づきあいや幸せの目標への努力を)しなければ、なかなか幸せにはなれないでしょう。
 ゆるすことで、未来の幸せに向かって歩き出せればいいのではないでしょうか。

 心が「ゆるせない」状態だとしても、過去にとらわれずに、幸せに暮らすように心がけることが大事だと思います。
 現在を幸せに暮らせるようになれば、自然に過去を「ゆるす」ことができるようになれるのではないでしょうか。



   

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◇『ゆるすということ』ジャンポルスキー

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