読書日記

  日記を書く

 PHP3月号の特集は『自分に自信がもてる考え方』。
 東豊さん(臨床心理士)は、
 あなたも今日一日を振り返って、日記を書いてみてください。そして、その中から「○」を見つけ出し、その出来事で文章を終えるようにしてみるのです。
 これを繰り返しているうちに、やがて人生を前向きに見られるようになり、自信も回復してくるはずです。
 自信をつけるためには、自分ができることに目を向けることが大事でしょう。
 そういう意味で、日々の生活の中でできたことを確認する作業として、日記を書くのはいい方法だと思います。

 ただし、ついうまくできなかったことを考えてしまう人も多いでしょう。
 そのために、自分を責めたり落ち込んだりしてしまうようでは逆効果で、自信をなくすことになってしまいます。
 少しでもできたことを考えるようにすることが肝心です。
 一日の終わりに充実感を感じられたら、なおいいでしょう。

 うまくできなかったことからも何かを学び、「この次はこうしよう」と具体的に考えられれば、いい経験にすることができるのではないでしょうか。
 自分を育てるために、自省する時間をもち自分の感情・気分を知り、より幸せになれるような考え方行動を工夫できたらいいでしょう。
 その際に、紙に書いて考える方法が有効だと思います。

 また、夜寝る際には、できるだけ幸せな気分で眠りにつくことを心がけたほうがいいでしょう。

 自分ができたことを確認し、うまくできなかったことをいい経験にするように心がけることを続けていけば、着実に自分の進歩を感じることができ、それにつれて自信がもてるようになれるのではないかと思います。
 自分(の感情・考え・行動・生活)を見直す作業は、自分を育てるためにとても役立つことです。
 毎日でなくても、少しずつ続けられるようになれたら、と思います。



   

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