しあわせ日記

12月30日(土) 幸せになりたいのなら

 「幸せとは心の状態」と言えるでしょう。
 どんなに幸せそうに見えても、本人の心の中が幸せな状態でなければ、その人は幸せではありません。

 たとえば、お金がたくさんあれば幸せになれる、と思い込んでいるような人はたくさんいます。でも、金持ちの人の心の中が幸せとは限りません。生活するのに十分余裕なお金があるのに、あくせく生活している人も、悩みが多い人も、生活の中で幸せを感じられない人もけっこういるような気がします。
 もちろん、幸せに暮らしているお金持ちの人もたくさんいるでしょう。同様に、たくさんはお金を持っていなくても幸せに暮らせている人はたくさんいると思います。
 ある程度のお金があれば、それ以上あっても幸不幸はほとんどかわらないのではないでしょうか。

 幸せになりたいのなら、「自分の望みを叶えられるような自分になることが大切」ときのう書きましたが、大きな望みが叶えられなくても幸せに(過ごせるように)なることはできると思います。
 今の日本に暮らすたいていの人は、(今の環境のままでも)心がけを変えれば「今は(ある程度)幸せ」と思えるようになれると思います。

 幸せになりたいのなら、まず、「幸せはたくさんある」「幸せになるとは、幸せな心の状態で暮らせるようになること」のような“幸せ”についての幸せになる考え方ができるようになることだと思います。
 「○○が得られないと幸せになれない」のような思い込みがあると、幸せになることは難しいでしょう。

 幸せに暮らせるようになるためには、不幸な時間・悩み苦しむ時間を減らすことも大事です。
 生きていれば誰にでも、いろんな問題があるし、不幸な事もあります。
 何か問題があってもできるだけ悩まないようにし、悩みや問題があっても(それなりに)幸せに暮らせるようになれたら、と思います。
 不幸な出来事があっても、長い期間落ち込まないように、不幸を幸せに変えられるようになれたらいいでしょう。
 「私は××だから幸せになれない」とあきらめてしまうのは、自分のためによくないと思います。

 悩む時間・不幸な時間を少しでも減らすことができれば、それだけ自分が幸せになれることを考え、実践することに自分の時間とエネルギーを使うことが可能です。
 幸せはたくさんあり、自分の幸せになる方法は誰にでもたくさんあるはずです。生活の中に自分の幸せになる方法を一つ一つ増やしていけたらいいのではないでしょうか。

 と言っても、急に、いつも、すごく幸せに暮らせるようになることは難しいでしょう。
 自分を育てる努力を続け、少しずつ幸せになっていけたらいいのではないでしょうか。
 「自分を育てよう」という心がけを続ければ、1年後には「(1年前と比べて)少しは幸せに暮らせるようになれた」ときっと思えるでしょう。
 このまま努力を続ければ、「これからも少しずつ幸せになっていける」とも思えるでしょう。
 このように思えることは、とても幸せなことです。



   

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