しあわせ日記

6月23日(金) 自然・生物への好奇心

 『「快感する脳」が人生を変える』(大島清・大木幸介・石原靖久)より、
 自然に対する好奇心を磨くこと。自然に肌で接し、五感をフルに活用して自然の息吹を感じることは、人間らしさを取り戻す大きな鍵になる。

 自然には多くの生き物が生存する。生物への好奇心は、命の尊さを知ることにつながる。
 人間には、生き物としての快感がある。そして、快感は感動を呼び起こす。
 感受性や幸せを感じる能力を磨くための第一歩は、自然を感じることからがいいと思います。
 具体的な方法としては、散歩中に幸せを感じるハッピー・ウォーキングがおすすめです。

 花や木々の緑、鳥や虫などの生き物、道行く人、空(青空/雲/月/星など)、陽射し、新鮮な空気、風、・・・。
 様々ないいものに気づき、快感を感じられる可能性があります。

 目を凝らしたり、耳を澄ましたり、深呼吸をしたり・・・五感を働かせるようにすれば、よりいろんないいものを発見できるでしょう。
 少しでもいい感じがしたら、「いいなぁ」「幸せだなぁ」と素直に思えば、快感や幸福感がより確かになるでしょう。

  『幸福を感じるのには童心とか、無心とか、
   素直さとか言うものが必要である』 武者小路実篤

 また、日本では、春には春の楽しみ、夏には夏の楽しみ、・・・四季折々に季節を楽しむことで何かしら快感を得られるでしょう。(梅雨の楽しみもある)

 自然とふれあうことは、気分転換や心を癒すことにもつながるでしょう。
 歩くことは体の健康にいいことです。
 幸福感は心の栄養良薬にもなると思います。

 幸せを感じる能力がすごく高まれば、自然がある幸せ、生き物や人がいる幸せ、歩ける幸せ、幸せを感じられる幸せ、生きている幸せなども感じられるようになれるでしょう。
 小さな快感でも、心の力によって、確かな幸福感に変えられるようになれるのだと思います。

 生き物には生来、快感を感じる力があるのです。
 人間にはさらに、幸せを感じる力があるのです。
 自分の幸せを感じる力を磨くために、自然や生き物への好奇心をもって、幸せを感じる練習(実は、実践でもある)をしてみてはいかがでしょうか。



   

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