しあわせ日記

3月24日(金) 役を演じるつもりで

 PHP4月号の特集は「頑張っている人に――心を軽くするヒント」。
 道場六三郎さん(料理人)は、
 人生では様々な場面に出くわします。それらをいちいち真正面から受け止めているとしんどくなります。そこから逃げるというのではなく、役者になって受け止めればいい。
 例えば朝から晩まで仕事に追われている人もいるでしょう。ならば、いま自分は忙しいビジネスマンを演じているんだと考える。この役はいつか終わり、次には部長さんの役が来るかもしれない。
 どんな辛い役を演じていたとしても、必ずその役には終わりがくるものです。人生はそういうものだと思っています。
 人生にはいろんなことがあります。いいこともあれば、悪いこともあります。
 いいことが続いたり、悪いことが続くような人生の波もあるでしょう。
 人生にはつらい時期もあるでしょう。勉強に励む時期、下積みの時期、すごく忙しい時期、思い通りにいかない時期、不遇の時期、災難に遭う時、・・・。

 悪いことがあった時、つらい時に、ただそれを嘆いたりイヤがっていても、つらさが増すだけだと思います。
 「こういうこともある」「こういう時期もある」などと受け入れたほうが少しはラクになれるでしょう。

 さらに、「この気もちもやがて落ちつく」「この時もいずれ終わる」「一時の事」「この状況もいつかは変わる」「前へ進めばいずれたどりつく」「きっといい時(いいこと/幸せな時)がやってくる」などと希望がもてる考え方を心がけることができるといいでしょう。

 つらい生活の中でも、一つでも楽しみを見つけ、やらなくてはならないことは少しでも楽しめるように工夫努力ができたら、なおいいでしょう。
 目標をもって努力しているのなら、日々充実感を感じたり、時には進歩の喜びを感じたり、目標達成への過程を愉しむことができたらいいでしょう。

 つらい時には必ず終わりがあります。
 そう信じて努力すれば、きっといい経験となり、自分を育てることができるでしょう。
 それが、今後の人生で、不幸にならないため/幸せになるために役立つのではないでしょうか。



   

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