しあわせ日記

3月25日(土) ライバルは「過去の自分」

 PHP4月号の特集は「頑張っている人に――心を軽くするヒント」。
 宇佐美百合子さん(作家・カウンセラー)は、
 心を軽くするためには、自分に必要のなくなった価値観を手放すことです。
 いらない価値観の一つ目は、「他の人には負けたくない」というあなたの“ライバル意識”です。

 本当のライバルは、他人ではなくて「過去の自分」です。もし今日の自分が「過去最高の自分」ならば、あなたはまちがいなく幸福だから。
 毎日持てる力を惜しみなく発揮して、うまくいけば自分をほめて喜び、うまくいかなければ大きな愛で自分を包んで励ましましょう。
 人と自分を比較(する考え方を)しやすい人は、不幸な気もちになりやすいでしょう。
 人と自分を比較することで、悲しくなったり、腹が立ったり、嫉妬してしまったり、落ち込んでしまったり、・・・。

 「比較は不幸になる考え方」です。
 ライバル心が頑張る力になればいいのでしょうが、そうならないことが多いでしょう。

 人と自分を比較する考え方では、比較する相手によって自分の価値が左右されてしまいます。
 世の中には、自分より優れた所・恵まれた所・魅力的な所をもった人がたくさんいます。そういう人と出くわすたびに、自分の足りない所と比較していたら大変でしょう。
 人と自分を比較する考え方はやめるように心がけたほうがいいのではないでしょうか。

 「過去の自分」との比較なら、自分の努力しだいで、進歩・向上を確実に感じられるでしょう。
 自分の進歩・向上を実感できることは幸せなことです。

 「1年前の自分と比べたら、少しは幸せに(暮らせるように)なれた」
 このように思える人は幸せでしょう。
 幸せに暮らす心がけを1年間続ければ、このように思うことは可能なのではないでしょうか。
 そうすれば、「同じように努力すれば、これからも少しずつ幸せになっていける」とも思えるでしょう。

 少しずつ自分を育てていけば、「今がいちばん幸せ(に暮らせている)」と思えるようになることは可能だと思います。



   

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