しあわせ日記
10月17日(月) 大きな幸せは身近な幸せの延長線上に
PHP11月号の「わたしの幸福論」は、堀江謙一さん(海洋冒険家)。
何も最初から世界一周を目指していたわけではない。身近な目標の延長線上にそれがあったということです。
幸福というものも、それと同じではないでしょうか。最初から大きな幸せを欲しがる。夢としてはいいかもしれませんが、最初からそんなものが手に入るはずはない。身近にある小さな幸せ、見過ごしてしまいがちな幸せをまずは感じること。
得ることが難しい大きな幸せだけを求めていると、なかなか幸せにはなれないでしょう。
一つの幸せだけを求めていると、それが得られない限り幸せにはなれません。
その幸せをあきらめることになった時には、絶望してしまうかもしれません。
夢(幸せの目標)をもって生きるのはいいこと(幸せになる方法の一つ)だと思います。
ただし、結果の幸せだけでなく、目標達成への過程の幸せも大切にしたほうがいいと思います。
それだけでなく、他の幸せ(小さな幸せ、中ぐらいの幸せ)も大切にしたほうがいいでしょう。
誰にでも、容易に得られる幸せがあるずです。
自分が何か(たとえば、好きなこと)をすれば得られる幸せ、生活の中で出会える小さな幸せ、自分がすでにもっている幸せ、・・・。
一つの大きな幸せだけを求めるのではなく、小さな幸せを日々感じながら、大きな幸せが得られる希望をもって生きられたらいいのではないでしょうか。
このHPなどによる「幸せの探求」は、私のライフワークです。
その始まりを考えると、「本を読むのが好き」ということだったのだと思います。
いろんな本を読むうちに、人の生き方に関する本を多く読むようになりました。そういう本を読みながら考えていくと、「幸せ」というテーマに行き着きました。そして、自分なりに幸せになる方法を考え・試してみました。その成果を5つにまとめ、本として出版したのが『幸せになる方法』です。その内容を抜粋してインターネット上に公開したのが「幸せのホームページ」の始まりです。
『幸せになる方法』の出版までに10年以上、「幸せのホームページ」を始めてから9年ちょっとかかっているのです。
堀江謙一さんや私のような極端な人は少ないでしょうが、生きがいやライフワークのような大きな幸せを得た人の多くは、「単に好きだった」とかいうような小さな幸せから出発しているのではないかと思います。
小さな幸せを自分なりに少しずつふくらませていくことで、自分の大きな幸せに育てていけたらいいのではないでしょうか。
その種となる小さな幸せは、すでに自分がもっているものかもしれません。