しあわせ日記
10月18日(火) 孤立しないためには
PHP11月号の「わたしの幸福論」は、堀江謙一さん(海洋冒険家)。
孤独よりも怖いのは孤立することです。人間は社会的動物ですから、孤立することに恐怖を感じるもの。もっと分かりやすく言えば、仲間外れになるのは怖いものでしょう。そうならないためには、どうすればいいのか。他人の言いなりになったり、機嫌を取ったりすることではない。小さな幸せを分かち合う努力をすることだ思います。
日常に落ちている小さな幸せを独り占めしないで、皆で分かち合うこと。皆の笑顔の中にいれば、孤立感を感じることはないでしょう。
「孤独」は考え方によっては、不幸ではありません。たとえば、一人は「気がラクでいい」「好きなこと/やりたいことがやれる」など。
仲間外れはつらいことです。意図的(組織的)な仲間外れは特にでしょう。
孤立しないためには、まわりの人との関係が大事です。
人間関係を良くする方法の一つが「相手を幸せにする」ことです。
まわりの人が幸せなら自分も幸せに過ごしやすいでしょう。それに自分が貢献できていると思えれば、なお幸せでしょう。
心が自分だけに向かっているから、孤独感や孤立感を感じる(不幸になる)のでしょう。
心が(幸せにしたい)人に向いていれば、(たとえ一人でいても)孤独感や孤立感を感じることはないのではないでしょうか。
私は孤独感や孤立感を感じることがほとんどありません。
一人の時間を楽しむ方法(幸せに過ごす)方法はたくさんあるし、一人でやりたいこともいろいろあります。
このHPの読者の方の幸せに少しでもお役に立てればいいな、多くの人を幸せにできるようになれたらいいな、のような思いから多くの時間を使っています。それは人から見たら孤独な作業かもしれませんが、私は自由にやりたいことをいっぱいやれて幸せだと思っています。少しでも誰かの幸せの役に立てたと思えた時には、大きな喜びを感じられます。
自分が幸せ(な気もち)でなければ(不幸な気もちでは)、人を幸せにすることは難しいでしょう。
まずは、自分が身近な幸せを感じられるようになり、自分が感じた幸せをまわりの人とともに感じられるようにしたり、自分の幸せを力に(幸せにしたい)人を幸せにできるようになれたらいいでしょう。
「幸せにする」と言っても、小さなことでいいのです。
相手を喜ばす/笑わす/ほめる、感謝の気もちを言動に表す、いっしょに楽しめることをする、・・・。
やさしさや思いやりをもって相手と接するだけでもいいのではないでしょうか。
相手が困った時に、助けたり心の支えになることも、相手を幸せにすることになると思います。
日々の小さなことの積み重ねが大切なのだと思います。
『喜びを人に分かつと喜びは二倍になり、
苦しみを人に分かつと苦しみは半分になる』 ティートゲ
自分の幸せを人に分かつことができるようになれば、自分がさらに幸せになれるのではないでしょうか。