生きるヒント 「自分とのつきあい」自分に対する考え方

 自分とのつきあいで、まず大きいのは「自分に対する考え方」だと思います。

 自分をバカにしたり、ダメだと思ったり、否定的に考えていたらつらいでしょう。
 自分の過ちや足りない所を責めてばかりいたら、苦しいでしょう。
 自分の不幸をただ嘆いていてもしかたがありません。
 人や社会のせいにしていたら、自分ではどうしようもないでしょう。
 自分の将来の幸せをあきらめてしまって、希望がもてなければ、心の中が暗くなってしまうでしょう。
 このような自分に対する考え方のいちばんいけないことは、幸せに(暮らせるように)なるための努力ができなくなってしまうことです。

 ただ「自信がない」「今の自分に満足できない」などと思っているだけではしかたがありません。

 「自分には××もあるけど、○○もある」「今は××だけど、いつかは○○」「そのままでいいよ」などと考え、「今の自分は(それなりに)いい」と思えるようになる。できれば、自分を好きになる
 「自分は大丈夫」と思えるようになる。「自分は自分」と思えるようになる。
 自分の将来の幸せを信じ、希望をもって生きられるようになる。
 自分の過去の不幸をいい経験と思えるようになる。
 何か悩みや問題を抱えていても、それなりに幸せに暮らせるようになる。できれば、「今は幸せ」と思えるようになる。
 このように自分のことを考えることができるようになれたら、と思います。
 私流に言えば、「自分はハオハオ(好好)」と思えるようになれたら、ということです。

 自分に対する考え方を変えることは簡単ではないと思いますが、一つずつ幸せになる考え方ができるように心がけていけば、少しずつ自分に対する考え方も変わってくると思います。
 もう一つの方法は、幸せに暮らせるようになることだと思います。それができるようになれば、自分に対する考え方も変わると思います。


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