しあわせ日記

7月21日(土)夢は叶うか
 今夜の電波少年と雷波少年のスペシャルには感動しました。
 「鉄棒少女」は大車輪の夢を見事に叶えました。私は、最初に失敗した時にこれで終わるのもいい(ハオハオ)じゃないか、と思いました。彼女は十分にいい経験をしたと思えるんじゃないかと思ったのです。一生懸命に努力することの手応えや、自分に応援・協力してくれる人の大切さなどの多くのことを学び、ある程度の自信ももてたと思います。少なくとも一生のいい想い出ができたと思ったのです。
 でも、彼女がもう1回チャレンジさせてほしいと言ったのも好!好!だし、Tプロデューサーが納得いくまでやっていいと言ったのも好!好!だと思いました。そして、彼女が最後の1回と決意し、見事に大車輪に成功して、やっぱりいちばん好!好!だったと思いました。

 夢は、願い続け、チャレンジし続け、あきらめなければきっと叶うと信じたほうがいいと思います。でも絶対に叶うということはありません。叶わないこともあるのです。でも、一生懸命にやればきっと「いい経験にする」ことはできると思うのです。夢を持ってイキイキと生活できる期間を持つことはできると思います。

 私は、今、1つの夢へのチャレンジを本格的に始めたわけですが、それが叶わなくてもチャレンジを続ける予定です。一生夢を持ち続けて生きようと思っています。それが幸せになる方法だと信じているからです。それは、夢が叶うか叶わないかによらず、幸せになれるということで、実際に今幸せな日々を過ごしているのです。

 大きい夢を持たなくてはいけない、などということはありません。今の自分に持てる夢でなければ意味がありません。また、夢を持たなくてもかまいません。幸せになる方法は他にもたくさんあるのですから。
 「幸せに(暮らせるように)なる」という目標を持って努力し続けることだけはしてほしい、少しずつでも幸せに(暮らせるように)なってほしい、とは願っています。



7月22日(日)時代は変わる?
 サンマーク出版さんへ問い合わせのメールを出してから1週間がたちましたが、現在まで返事はありません。ということで、次の出版社をあたってみようと思います。
 今回は、「幻冬舎」さんにお願いしてみることにしました。幻冬舎と言えば、私が読んだのは『人生の目的』『大河の一滴』(ともに、五木寛之)『永遠の仔』(天童荒太)など。そして、今回の決め手となったのは『今日からできる なりたい自分になる100の方法』(中山庸子)です。本の構成が8章で100話ということで、『くよくよしない考え方』(10章94話)とよく似ているので、『今日からできる くよくよしない94の考え方』としたらぴったりかも、とか思ったりして。
 きょう、『ほぼ日刊イトイ新聞の本』(糸井重里)を読んでいたら、その中にたまたま幻冬舎の見城徹社長の名前が出てきました。もしかしたら、いい兆しかな?とか勝手に思ってしまいました。いい返事がきたらいいな、と思います。

 話は変わって、きのうの夜10時すぎてから買い物にでました。行ったのは町田の西友で、最近はずっと夜11時までやっているのです。一昔前にセブンーイレブンが「開いてて良かった」というCMで11時までの営業を開始しましたが、コンビニは24時間が当たり前、スーパーも11時までという便利な世の中になったのですね。
 試しに紳士服売り場を覗いてみましたが、さすがにお客はいませんでした。土曜日だからかもしれませんが。でも、1階と地下1階の食品売り場にはけっこう人がいて、1階の4列のレジに3・4人ずつ並んでいたのには驚きました。世の中、いろんな人がいるのですね。時代も変わっているということなのでしょうか。

 ところで、ネット発の出版というのはどうなのでしょうか。ネット発と言ってもいろいろあるのですが、ネットでの有料書籍(コンテンツ)配信はまだ先のことだとは思いますが。
 広い意味でのネット発の出版ということでは、「ほぼ日」関係も入ると思います。ネット発の作家というと私は「田口ランディ」さんを思い出します。アダルトチルドレン関連のHPをやっていた方です。幻冬舎のHPを見ていたら、田口ランディさんの本を3冊出版されているとのこと。
 はたして、新たなネット発の新人作家を発掘してくれるのでしょうか。



7月23日(月)失うことで手に入れたもの
 午前中、すごい暑さでした。部屋が東向きのため、晴れている時は午前中のほうが暑いのですが、きょうはすごかった。じっとしていても汗がにじみ出てくる。玄関を開けても部屋の中の空気はぜんぜん流れず、うちわを持つ手をとめられなかった。
 とうとうクーラーを使うことを決意し、約5年ぶりにスイッチを入れた。動き出したエアコンからは涼しい風が出てきてだんだん快適になり、作業を再開したと思ったら、突然エアコンの底からポタポタと水が漏れだした。あわててタオルを下に置いたが水漏れはとまらず、台所からボウルをもってきて水を受けた。
 ベランダに出てみるとエアコンの排水口からは除湿した水が1滴も出ていなかった。5年間放っておいた間に壊れたのだ。あきらめてエアコンのスイッチを切り、いつものようにガラス戸を開け放った。この間、約30分。ちょっと哀しい結末になってしまいました。

 そこで私が考えたこと。ハオハオ(しょうがない)。ハオハオ(まぁいいか)。これはエアコンはもう使わなくていいということじゃないかな。・・・ちょっと早いが昼寝をしてしまった。

 午後になると、耐えられない暑さではなくなり、時折外から風も入ってきて、いつものように作業ができた。(作業日誌
 夕方、外出。まず「とこや」に行き、アタマをスッキリさせ、帰りにヨドバシカメラで扇風機を買ってきた。さっそく試運転すると、汗ばんだ体から一気に水分が蒸発して気もちいい。きっとこれでこの夏を過ごせるだろう(と思う)。

 風呂上がりの扇風機が、これまた最高。
 そうだ、私はきょう、大好きな風の元を手に入れたのだ。
 と言っても、多用するのは相変わらず“うちわ”だとは思いますが。



7月24日(火)お金を払ってでもやりたい
 『ほぼ日刊イトイ新聞の本』(糸井重里)を読み終わりました。
 私にとっては、すごくおもしろい・興味深い本です。
 インターネットのホームページを舞台に新しい可能性に挑戦しているって感じです。
 でも、糸井さんですらまだ儲ける状況にはなっていないとのこと。糸井さんは「社会的な成功をおさめていないのに、こんな本が出てしまった」と書いています。

 私はこのHPが直接ビジネスになるとは考えていません。収入が考えられるとしたら、このHPの中に書いてきたことが本になり、それが売れて印税が入るという以外には考えられません。今その可能性にチャレンジしているわけですが。
 その結果はともかく、私はライフワークとして一生このHPを続けていきたいと思っています。本の印税が入ればそれだけHPに専念できる期間が増えるということです。お金がなくなったら、ちゃんと働いて、お金がたまったら、またHPに専念すればいいのです。私のライフワークのスポンサーを私がやればいいのです。ライフワークをやりたい私と、ライフワークを私にやらせてあげたい私が両方いるので、それが成り立つのです。

 『ほぼ日の本』の中で驚いたのは、「5万円払って仕事をしてもらう」という所。3週間働いてもらうスタッフの募集で、バイト代を支払うのではなく、逆に授業料として5万円を払ってもらうというもの。それになんと130人もの応募があったという。
 私がもっと若かったら応募したいと思ったかもしれません。5万円で3週間の「いい経験」ができると考えれば「安い」と思う。一生の中で貴重な3週間になるような気がします。
 実際には3人が入学許可(採用)されてそのうちの1人はそのまま正式なスタッフに採用されたということです。

 「ほぼ日」で儲けたわけでも成功したわけでもないとのこと。でも糸井さんは、「それでも、ぼくはいまやっていることが、楽しくてたまらない」と書いています。
 これなんです。これがいちばん大切だと思うのです。夢でも仕事でもライフワークでも人生でも、愉しめることが何よりです。私は成功という結果よりも、その過程を十分に愉しむことを大切にしたいと考え、そのように生きているつもりです。



7月25日(水)執筆に専念
 『くよくよしない考え方』の執筆はいよいよラストの10章に入りました。
 まだ各章の見直しと加筆訂正が必要な章もありますが、今月中にはなんとか初稿の執筆が終了しそうです。(作業日誌

 8月からはメールモニターの方のご意見・ご感想等を参考にさせていただき、改善作業を進めて行きたいと思っています。少なくとも1ヶ月。
 その間に、出版してくださる出版社が見つかればいいのですが。
 原稿が完成したら積極的に出版社にアプローチしてみるつもりですが、まずはとにかく「いい本」にすることが何より大事だと思っています。

 きょうは1日、『くよくよしない考え方』の執筆に専念していたので、日記もこんな内容になってしまいました。8月からはもう少し余裕をもって、今の生活をもう少し愉しむことも考えていこうと思っています。



7月26日(木)本の中古
 夕方に外出し、本屋へ。と言ってもブックオフという中古書店です。と言っても大きい店です。地下はCDで1階から3階までが本の売り場です。町田には、大きい本屋がいくつかあるのですが、面積ではブックオフが一番でしょう。

 私は本の中古には賛成です。
 安く買える(定価の半額以下、100円というのもけっこうある)消費者の利益と、資源問題・ゴミ問題・環境問題などで地球・人類のためにほんの少しでも貢献できるという理由からです。「物を大切にする」のはいいことだと思います。

 私も本の著者を目指す立場であり、著者と出版社の利益を考えないことはありません。中古書店が出版業界に与える影響が大きいというのもわかります。でも、個人としては賛成です。

 こんなことを出版社の人に言ったら嫌われてしまうでしょうから、言いませんが。ふだんなら嫌われてもハオハオなのですが、今はちょっと・・・です。もっともまだ出版社の人とは話もしていませんが。

 私の書いた本が中古書店にならんで、誰かが買って読んでくれるとしたら、私はよろこびたいと思います。自分の書いたものが多くの人に読んでもらえて、少しでも役に立てることが私の願いなのですから。
 でも、私の本が売れたらいいな、ベストセラーになったらいいな、とは強く願っています。



7月27日(金)やりたいことをやれる幸せ
 きようは涼しくて快適です。
 快適過ぎて昼寝が長くなってしまいました。
 と言っても、最近は昼寝のほうが夜寝よりも長くなっています。夜寝が1時間半、昼寝が3時間という感じが多いかな。
 不規則な生活をしているかというと、そうでもないと思っています。朝は6時前に起きるのが決まっているからだと思います。
 ホームページの更新とメールを書くのは、朝の日課になっています。

 明日は、日記も『くよくよしない考え方』の執筆もお休みします。勉強会の仲間と塩原(栃木)にキャンプに行ってきます。
 そう言えば、7月になってからちゃんとした休みははじめてです。まぁ、好きなことをやって愉しんでいるわけですから、休みはなくてもかまいませんが。
 「休みをあげるから何をする?」と言われたら、特に予定がなければ「自分の夢のために時間を使いたい」と答えるでしょう。つまりは、今と同じ生活をするということです。今の生活はすごく幸せなんだ、ということですね。
 「やりたいことをやれる幸せ」ですね。「夢を持って生きる幸せ」もね。

この幸せオタク!    好!好!



7月28日(土)・29日(日)いい気分転換
 塩原(栃木)にキャンプに行ってきました。
 ここ1ヶ月、『くよくよしない考え方』の執筆に明け暮れていたので、すごくいい気分転換になったと思っています。

 勉強会の仲間でのキャンプは今年で7年め。今回の参加は4人と少なかったのですが、1つのテントでこじんまりと、こういうのもいいものです。
 勉強会のメンバーは大学の時からの友人ばかりで、長いつきあいです。勉強会で15年以上、年に何回か(開始当初は毎月、現在は年5・6回)は会っていて、互いに気心の知れた間柄です。

 最近のキャンプは装備が充実していて、キャンプ場も整備されており、本当に快適です。2日とも薄曇りで、暑くもなく風が心地よく感じられる、いい天気でした。
 土曜は午後4時すぎに現地に着いたのですが、あっという間にテントとターフの設営が終了し、さっそく缶ビールを飲んでゆったり。
 夕食のメインは鶏の丸蒸し焼き。鶏の腹にニンニクをつめて、ジャガイモを半分に切って底に敷きつめたナベで1時間半蒸し焼きに。本を見ながらのはじめての挑戦でしたが、結果は上出来。けっこう感動しながら、やわらかい鶏肉を美味しく食べられました。来年は何にチャレンジしようか、と話ももり上がりました。
 疲れたのか、酒がきいたのか、歳なのか、12時ちょっと前には就寝。

 私はいつものように朝早くから目が覚め、5時にはひとりテントを抜け出し、まずキャンプ場内の露天風呂にゆったりと入りました。
 それから、散歩へ。沢におりて岩の上に腰をおろして、水音を聞きながらボーッと自然の風景を眺めました。こういう静かな心境は久しぶりな気がしました。
 そのあとも、遊歩道などを散歩し、気もちいい風を感じながら、ブラブラしました。もちろん、ハッピー・ウォーキングです。

 朝食をはさんで、仲間と話をしながらゆったりとした時間を過ごし、9時すぎから片づけを開始、1時間くらいで撤収。チェックアウトして、キャンプ場内の温泉風呂に入浴。勉強会のキャンプでは最近、風呂に入れるというのがキャンプ場探しの条件の1つになっているのです。体もサッパリして帰るという快適なパターンです。

 たいした渋滞もなく、順調に帰ってくることができました。
 気心の知れたいい仲間と楽しい時間が過ごせました。自然も愉しめたし、適度の肉体労働と休息と温泉入浴で、心身ともにリフレッシュ。
 明日からまた、夢の実現に向けてがんばろう、という気もちになっています。
 いい気分転換は大事なことだと思いました。



7月30日(月)自分を変えるには
 「自分を変えたい」という目的で本を読んで、「なるほど」「こういうやり方があるんだ」「こんな考え方もあるのか」などと思っても、結局自分は何も変わらなかったという経験をほとんどの人がしているのではないでしょうか。

 『くよくよしない考え方』の10章は「くよくよしない考え方ができない、とくよくよしないために」ということで、どうしたらくよくよしない考え方を身につけることができるのか、くよくよしない自分になれるのかということを書いているのですが、次のような「くよくよしない考え方ができない理由」というのを考えてみました。
1.本気でくよくよしない自分になりたいと思っていない
2.「絶対にくよくよしてはいけない」という完璧主義
3.自分の“くよくよ”に気づけない
4.“くよくよ”に気づいてもどうしたらいいかわからない
5.「私にはできない」とあきらめてしまう
6.くよくよしない考え方を実際に試してみない
7.どうしたらくよくよしない自分になれるかがわからない
8.「変わらない」と努力をやめてしまう
9.工夫と努力が足りない
10.やる気がなくなり途中で努力をやめてしまう
 これらを10章の中に明記することで、各話の意図を明確にすることにしました。

 『くよくよしない考え方』の中には、「まぁいいか」とか「なるようになる」とかの簡単な考え方も多く、生活の中で実践しやすく役に立つことを心がけて書いています。それでも、読者の方が実際に使えるようになるかどうかはまだ疑問です。それをサポートするのも大事なことだと思います。

 長い時間かかって形成してきた自分を変えるのはたいへんなことです。クセや習慣を直すことはなかなか難しいのです。考え方のクセや習慣は特にかもしれません。くよくよしない自分になるためには、それが大きなポイントのような気がしてきました。
 幸せになる方法についても同じだと思います。



7月31日(火)『くよくよしない考え方』の執筆終了
 『くよくよしない考え方』の執筆が予定どおりきょう終了しました。(作業日誌
 あっという間の1ヶ月という感じです。それだけ夢中になってやっていたのかもしれません。それなりの充実感もありました。

 ということで、夕方、ひとりで缶ビールで打ち上げをしました。
 やっぱり冷えたビールはうまい。それにきょうは暑かったし。中間目標ではありますが、1つの達成感もあります。

 執筆は終了しましたが、原稿が完成したわけではありません。
 明日からは改善作業に入ります。まだまだ改善の余地がたくさんあると思っています。メールモニターの方々からも様々なご意見・ご感想が届いており、それを参考に改善できる所はどんどん改善して、「いい本」にしたいと思っています。
 私の自己満足だけに終わらさずに、いろんな人の意見を聞くことで「いい本」にしていくというのが、今回のプロジェクトの特長だと思っています。それが、いい本を書き、出版し、たくさん売れるという目標を達成することにつながると信じています。さらに、本を読んでくださる多くの人の役に立てれば、こんなに幸せなことはないと思っています。

 ところで、出版化企画のほうはまだ進展はありません。問い合わせメールを出した出版社からの返事はありませんでした。まだあせることはありませんが、次の手を打ったほういいと考えています。それについては、また後日。

 改善作業は少なくとも1ヶ月。実際には、出版社に入稿するまでが改善期間だと考えています。
 また、8月からはHPの他のページも順次開始したいと考えています。