しあわせ日記
ものは使いようの幸せ
『握れば拳、開けば掌』
「握れば人をなぐる拳(こぶし)となり、開けば人の頭をなでる掌(てのひら)となる。心の持ち方、利用のし方で、同じ物もいろいろになるというたとえ」
ものは使いよう。人を不幸にするのにも、幸せにするのにも使えるものがいろいろあるでしょう。
たとえば、包丁は人を傷つけることにも使えるが、本来は美味しい料理を作って人を喜ばせることに役立ちます。
たとえば、言葉には人を傷つけるものもありますが、人を喜ばしたり励ましたりする言葉もあります。
また、人と気もちよく接したいのなら、心を閉ざすより心を開いたほうがいいでしょう。
ものは使いようで、自分を幸せにする使い方も、自分を不幸にする使い方もできるものがあるでしょう。
たとえば、お金は自分が幸せになれるような使い方ができるといいでしょう。浪費は(長い目で見て)自分のためにはならないでしょう。
たとえば、時間は幸せになれる使い方ができる(幸せになれることをする)といいでしょう。そのためにも、不幸な時間はできるだけ減らせるといいでしょう(できるだけ不幸にならない)。
たとえば、心を不幸にならないように、幸せになれるように使えるといいでしょう(不幸になる考え方を減らし、幸せになる考え方を心がける/不幸を数えて暮らすより、幸せを数えて暮らす)。幸不幸はその人の心の働きが大きく左右するのだと思います。
「手」はいろんなことに使えます。道具を使えばさらにいろんなことができます。
「心」もいろんな使い方ができます(「ハオハオ」もシンプルで万能)。その用途は無限に思えます。
心の使い方しだいで、人間はいろんなことができ、いろんな幸せを作り出せるのではないでしょうか。