しあわせ日記

上には上の幸せ

 『上には上がある』
 「上を見ればきりがないというたとえ」

 「金持ちになりたい」と努力して、それなりのお金を得ても、もっと金持ちはたくさん(上には上が)いるでしょう。「もっと、もっと」を繰り返していたらきりがありません(世界一の金持ちになるまで)。
 お金以外でも同様の「もっと、もっと」があるのではないでしょうか。

 自分(のある面)と自分より上の人を比べて、落ち込んだり嫉妬したりするはよくないでしょう。「上には上がいる」のです。そういう人と出会うたびに不幸になってしまいます。
 「比較は不幸になる考え方」です。
 自分より(ある面で)上の人がいるのは「当たり前」と考えられるといいでしょう。

 自分が何かでけっこう上に昇ったからと、天狗になるのはよくないでしょう。
 「上には上がいる」と思い起こして、謙虚になれるといいのではないでしょうか。
 「上には上がある」ということは、常にもっと上に行ける可能性があるということです。
 進歩できるということは幸せなことです。生涯、進歩の喜びを感じながら、少しずつ幸せになっていけるといいのではないでしょうか(幸せへの道に終点はない)。

 お金や物などはある程度あれば、「これでよし」「もう十分」などと考えたほうがいいでしょう(足るを知る)。
 自身の成長幸福度などは、「まだ上がある」「これからも進歩していける」などと考えられるといいでしょう。
 「上には上がある」ことをわかった上で、足るを知り、進歩の道を歩んでいけるといいのではないでしょうか。



   

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